茨城 境町 国道で逆走車による死亡事故 減速せず突っ込んだか
9日夜、茨城県境町で逆走してきた車が乗用車に正面衝突し、乗用車の男性が死亡した事故で、衝突された側のドライブレコーダーにはまっすぐに突っ込む逆走車が記録されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。現場には、逆走してきた車による目立ったブレーキ痕もないということで、警察が詳しい状況を調べています。
兵庫県 私的情報漏えい 大学教授が知事と元総務部長らを告発
兵庫県の斎藤知事の告発文書を作成した元局長の私的な情報を元総務部長が漏えいし、知事らが指示したりそそのかしたりしたとして、大学教授が10日、地方公務員法違反の疑いで元総務部長と知事らの告発状を検察に提出しました。
フェラーリなどスーパーカー転売で利益 約5億円の申告漏れ指摘
海外メーカーの希少性の高いスーパーカー数台を転売して得た利益などを税務申告していなかったとして大阪の医療法人の元理事長が東京国税局からおよそ5億円の申告漏れを指摘されていたことが関係者への取材で分かりました。スーパーカーが中古車でも新車を上回る価格で取り引きされるものもある中、国税庁は、適正な申告がされているか、税務調査を強化しています。
リンゴ病 1週間の患者数 この時期としては過去10年で最多に
伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の流行が続き、今月1日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者数は1医療機関あたり1.87人とこの時期としては過去10年で最も多くなっています。厚生労働省は妊娠中の人は特に注意が必要だとして、手洗いやマスクの着用といった感染対策を呼びかけています。
百日せき 1週間の患者数2329人 前週より減少も流行続く
子どもを中心に感染し激しいせきが続く「百日せき」。今月1日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者数は2329人と、前の週から300人余り減少したものの、依然、流行が続いています。百日せきは激しいせきが続く細菌性の感染症で、特に生後6か月以下の乳児が感染すると重症化して死亡するおそれもあります。
南海トラフ巨大地震 政府 今後10年間の減災目標 死者数8割減へ
最悪の場合、死者が29万8000人にのぼると想定されている南海トラフ巨大地震について、政府は、今後10年間の減災目標として、死者数をおおむね8割、全壊・焼失する建物の数をおおむね5割、それぞれ減らすという方針を固めたことがわかりました。2014年に掲げた目標は、ほぼ変更せず、進捗(しんちょく)状況を定期的に確認することにしています。
福岡 中心部で国道の一部陥没 付近では下水道管埋める工事
10日午前、福岡市の中心部で国道の一部が陥没しているのが見つかりました。現場近くでは雨水を流す下水道管を埋める工事が行われていて、市などが陥没との関連を調べています。
中谷防衛相 中国空母2隻の同時進出で申し入れ
中国の空母2隻が、日本近海の太平洋に同時に進出したことを受けて、中谷防衛大臣は、日本の安全にとって脅威とならないよう中国側に申し入れたことを明らかにするとともに、引き続き警戒監視にあたる考えを示しました。
小泉農相 令和3年・2年産備蓄米20万トン 随意契約で追加放出へ
小泉農林水産大臣は10日の閣議のあとの会見で、新たに令和3年産と令和2年産の備蓄米あわせて20万トンについて、随意契約で追加放出する方針を表明しました。令和2年産の備蓄米を放出するのはこれが初めてです。
関東甲信と北陸が梅雨入り 九州北部では線状降水帯のおそれも
梅雨前線や湿った空気の影響で関東甲信と北陸では雨が降り、この先1週間も雨や曇りの日が多くなると予想されることから、気象庁は午前11時に「関東甲信と北陸が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。梅雨入りは、▽関東甲信は平年より3日遅く、去年と比べると11日早く、▽北陸は平年より1日、去年より12日、いずれも早くなっています。また、梅雨前線の影響で九州北部には発達した雨雲が流れ込み、断続的に激しい雨が降っています。九州北部では10日夕方にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の氾濫に警戒が必要です。